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泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ 光陰礼讃 ―モネからはじまる住友洋画コレクション
開催期間
2022.05.212022.07.31
開催場所
泉屋博古館東京(東京・六本木)

泉屋博古館東京リニューアルオープンを記念しての館蔵名品展第二弾。
住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事に始まりますが、その一方で同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しました。19世紀末のフランス絵画は、印象派の台頭とともに古典的写実派が次第に衰退していく様相を示すことになりますが、住友洋画コレクションには同時代の印象派と古典派の作品がともに揃って収集されているところに特徴があります。
本展は、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、この「光陰」二つの流れから滋養を受けて展開した日本近代洋画の数々を絵画史の流れにそって紹介するものです。「光陰」とは本来「歳月」や「月日」の謂いですが、明治・大正・昭和という激動の時代を経て今に伝わる作品たちがくぐり抜けてきた歳月にも思いを馳せていただければ幸いです。

ココがポイント!

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主な展示品

インフォメーション

展覧会名
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ
光陰礼讃 ―モネからはじまる住友洋画コレクション
会期
2022年5月21日(土)~ 7月31日(日)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
開館時間
午前11時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
*金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会場
泉屋博古館東京(東京・六本木)
主催
公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
イベント
*入館料のみでご参加いただけます。
*予約制のイベントは、5/10 10時~
ホームページにて受付開始(先着順)

スライドトークへ変更となりました
【中止】特別講演会「住友春翠と建築家・野口孫市たち」

6月24日(金)17:00~18:30
講師:林和久氏(工学博士)
定員:40名(予約制)

特別講演会「知られざる蒐集 ― 住友洋画コレクションの特質」
7月16日(土)14:00~15:30
講師:三浦篤氏(東京大学総合文化研究科教授、美術史家)
定員:40名(予約制)

スライド・レクチャー「詳しすぎる作品解説」
会期中毎週金曜日(6月24日を除く) 17:00~18:00
講師:野地耕一郎(泉屋博古館東京 館長)
定員:40名(予約不要)
入館料
一般1,000円 高大生600円 中学生以下無料
  • 20名以上は団体割引料金(一般800円、高大生500円)
  • 障がい者手帳・ミライロIDご呈示の方と付添の方1名様は無料
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