終了
新春展「吉祥のかたち」
開催期間
2013.01.122013.02.11
開催場所
泉屋博古館分館

吉祥とは、幸い、おめでたい印、おめでたい萌し、よい前兆を意味します。
中国の古代青銅器には、邪悪なものをよせつけないことを意図して文様が施されました。これが吉祥の文様となり、人びとはさまざまな文様に吉祥の意を託し、幸福や長寿を祈りました。麒麟、鳳凰文、陶磁器の牡丹文など、青銅器に施された文様は慶賀に満ち溢れています。

日本では、中国から伝来した松竹梅や鶴亀、宝尽くしなどの文様が吉祥の文様として定着し、お正月の床の間に、吉祥、つまり「おめでたい」ものを飾り、その一年が無病息災、多福多寿であることを祈念する風習が生まれました。
本展では、泉屋博古館所蔵品からお正月を言祝ぐのにふさわしい吉祥の作品を選び、ご紹介いたします。

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