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「泉屋ビエンナーレ2021 Re-sonation ひびきあう聲」展示構成
2021.08.01

青銅器館第4室にて現代鋳金作家の展覧会「泉屋ビエンナーレ2021 Re-sonation ひびきあう聲」を開催します。高度な鋳造技術を用いて作られた中国青銅器は、後の時代の人々の創作活動を刺激し、幅広いジャンルの作品に影響をあたえてきました。本展では現代鋳金作家に中国青銅器からインスピレーションを受けた完全新作の制作を依頼し、さらに各作家の旧作とあわせて展観することで、鋳金芸術の最先端をご覧いただきます。

中国古代青銅器と現代鋳金作家、時空を超えて共鳴する聲と聲を体感できるユニークかつクリエイティブな展覧会を是非ご期待ください。

Section 1 : 古代との共鳴

約3000年前の中国古代青銅器、それらを鋳造した名もなき職人たちの聲はもはや聴くことはできませんが、しかしユニークかつ強烈な造形からは、その残響を確かに感じることができます。現代の鋳金作家はその聲をどのように聴き取り、そして自らの創作と共鳴させていったのか。それは静かに降り積もる歴史へと想いを馳せることであったり、身近な動植物への愛を通じた共感であったり、作家それぞれに異なる体験・感覚を通じて表現された完全新作から、太古と現代の共鳴を是非体感してみてください。

平戸香菜《夜霧の月》

Section 1 : 古代との共鳴